わかりやすく、丁ねいな情報発信を!トマス技研の新デジタル広報戦略

沖縄県のモノづくりのリーディングカンパニーとして注目されるトマス技術研究所(うるま市・福富健仁代表)は「技術で自然を守る、社会に役に立つ」を企業理念に、「安価でメンテナンスもカンタン」という超小型焼却炉「チリメーサー」を開発した。
その「チリメーサー」の動画を見ると一目瞭然で性能の良さや使い方がよく伝わってくる。自社で制作したとは思えないほど完成度が高い。
それでも、代表の福富さんは「もっとこの製品開発の理念も知ってもらいたい」と自身を叱咤する。3年ほど前には、自社の理念と「チリメーサー」を導入した顧客の声を文字コンテンツにして流してみたところ、これが評判に。
「動画は情報がスッと流れてしまいがちだが、文字で残すことで重要なポイントを確認してもらいやすくなった」と営業担当の小牧稔仙さんはその好反応に手応えを感じたという。
そのせいか、このところカスタマイズのニーズが多いという。
そこで代表の福富さんは「イラスト付き動画はどうか」とAIに強い社員の山川朝教さんに持ちかけたところ、山川さんからはAIでリアルな画像を生成し、吹き出しやイラストを組み込み、見た人がより具体的にイメージできるようにしたい、という提案が。できあがったコンテンツは意図通りに。
この8月から、ユーチューブ、インスタグラム、フェイスブックなどのSNSを通じて発信されている。
この試みについてAIにたずねるとこんな評価が。間もなく「意図したブランディング戦略」の効果も目が出てくるはず、と。そして「デジタル化という時代の潮流に即応し、発信の質を高度化させることは、組織の無形資産を強化し、持続可能な経営基盤を構築する上で極めて重要な意義を持つ」といった評価が下された。
福富さんのスピード感と実行力、そして先見の明はますます意気軒高だ。