トマス技研が建設業界に提案する「産廃」と「環境技術」の視点

沖縄県のモノづくりを支えるリーディングカンパニーとして活躍するトマス技術研究所(うるま市·福富健仁代表)がダイオキシンが限りなくゼロ、臭いも、煙もでない超小型焼却炉「チリメーサー」を開発して22年。つねに顧客のニーズに寄り添い、新製品を開発してきた。たとえば、建設現場からはたえず「段どりはカンタンか、点検などに専門人員はいるのか、トラブル時に商品調達や技術者の手配に時間がかかるのか」といった声が寄せられた。だから「壊れにくい、構造が単純、復旧が早い」ことを心掛けてチリメーサの設計にあたってきた。そして限られた敷地では大きく重い設備は効率が悪く動きづらい、ということで小型で扱いやすくし、作業工程にムリなく組み込めるチリメーサーを構想したという。当然、環境基準が厳しくなり、建設現場では木くず、廃プラ、混載廃棄物、汚泥、さらには、分別が難しい複合材や樹脂、解体由来の廃材の処理が課題に。「これらのニーズのすべてを満足させ、まとめて燃やすことができないか」と日々、数字と格闘しながら燃焼点を探り、実験を繰り返したという。そして「廃棄物の処理、管理とそれにかかる費用という『もうひとつの現場』がある」ことを意識した設計、価格にたどりついたと話す。「この点を曖昧にしたままではどの現場も、どの会社も立ちゆかなくなると思う」とも。

こうした事前の周到な聞き取りや意見交換、マーケティングができたことで、建設現場がホントウにほしい「チリメーサー」を開発できた、と福富代表。

ところが、と福富代表は「産廃と経営」についても一言。処分場が遠かったり、天候が悪かったりで産廃搬出のタイミングが読めないときに発注元は「産廃は工事原価の中で後回しにされ、最後に帳尻を合わせる対象になっている」と憤慨する。

今では帳尻合わせで吸収できる範囲を超えはじめている。「いつでも頼める下請け工程」であってはならないと力を込める。発注者、受注者を問わず、産廃は工事の必須工程だということを再認識すべきで、地域環境を含めた『経営課題』として捉えることが重要だと力説する。

「産廃」と「環境技術」、そして「経営」というテーマはトマス技研の創業からのミッション、今後もそのあたりを中心に産廃にかかわる課題をレポートしてみたいと思っている。

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