チリメーサーの新たな進化!新型高効率集塵装置「トリミン」

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チリメーサーの新たな進化!新型高効率集塵装置「トリミン」
株式会社トマス技術研究所(福富健仁代表・うるま市)が開発した超小型焼却炉「チリメーサー」は独自の技術でダイオキシンを限りなくゼロに抑える超スグレもの。そのカギとなる基本構造のひとつが、煙突内部に設けられたエアーカーテン式の集塵システムだ。燃焼時に発生する煤煙を煙突内で捕集し、約90%の集塵を実現した。煙や臭いを抑えることに成功した。
しかし「それだけでは十分ではない」と福富代表。たとえば、劣化した古廃タイヤや油分を含む廃棄物を焼却した場合には微細な煤塵が発生しやすいからだ。住宅地に隣接する場所では、わずかな煤煙でも、洗濯物への付着などでクレームにつながることもある。
新開発したタイヤオイルメーサーを設置する場所は、周辺に住宅や企業の事務所があり、煤煙対策を慎重にしなければならない立地にあった。そこで、トマス技研では高効率集塵装置「トリミン」を開発し、焼却炉の煙突上部にトリミンを装着。煤塵をさらに高度に捕集する仕組みを構築した。
トリミンの大きな特徴は、フィルターを使用しない点だ。一般的な高性能集塵ではフィルター方式が用いられることも多いが、使用済みフィルターの処理や交換作業は大きな負担となる。これに対しトリミンは、水の表面張力を活用して煤塵を捕集するという。これこそ福富代表の発想から生まれた方式だ。
その上、捕集された煤塵を含む水は、炉内で蒸発処理され、最終的には焼却灰となる。また、現場で扱いやすいことも大きなメリットだ。トリミン付きチリメーサーは「空気と火と水」という自然の働きを活かした環境にやさしい集塵システムだ。現場の困りごとを解決し、導入したユーザーからは感謝の言葉が届いている。
トマス技研が開発した「チリメーサー」と「トリミン」は「技術を通した環境改善」というミッションを形にしたといえる。
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コロンブス
2026年6月号

煙突上部に(黒い部分)にトマス技研が独自開発した
高効率集塵装置「トリミン」がついている「タイヤオイルメーサー」