「社会の役に立つ人とは、教育とは何か」を問う、トマス技研の企業マインドが話題になっている

 

トマス技術研究所(沖縄県うるま市·福富健仁代表)は「技術で社会に役に立つ」を企業理念に、ダイオキシンほぼゼロの超小型焼却炉「チリメーサー」を開発してきた。では、福富さんの話す「社会に役に立つ」とはどういうことか。同社のホームページには福富さん名で、以下の主旨の一文が掲載されていた。

「『人は社会的な生き物』だということをよく聞きます。人間は脳を発達させ、共同生活をすることにより他の生物よりも長期間生きられることを獲得しました。この共同という理念とシステムはだれもが自然に得られるものではありません。大人たちが伝え、子どもたちはそれを会得しなければなりません。フィンランドやシンガポールなど、国際的に教育水準の高い国々では、生徒の学力だけでなく、自律性や社会性の育成に重点を置いた教育方針により、子どもたちは自らの言動に責任を持ち、社会の一員としての自覚を持つといわれています。つまり、『自分たちが良ければ、楽しければ』といった考えが先行されることはありません」と。

取材してみると福富さんは「学生時代から今も社会人チームをつくっているバレーボールで学んだのは『チームメイトのために』といった考え方だった」と話す。その考え方は「どんなときにも寄り添って、指導してくれたコーチや先輩の教えによって導かれてきたからだと感じています」と。そして、会社の代表となって、さらに感じたのは「怒らない教育や楽しければいいという環境で成長した若者は、自分の欲求のままに、他人への配慮も少なく、『それは社会性のないことだ』と教えてくれる大人もいないままに『大人』になってしまったからではないか」と。「そして、注意をしたり、指導をすると、我慢ができず、すぐに『合わない』と、辞めてしまう」と嘆く。そして「周囲の企業の経営者のなかでも、『新卒者の採用を避ける。東南アジアの若者たちの方がよく働く』といったことが話題になる」と話す。研修生たちは、貧しい家族のために、自分の課題を乗り越えようとする精神力と粘り強さや意欲が所属する企業のために役立っていると、福富さん。

「だからこそ、私たちは今一度、愛をもって『怒ること』『叱ること』が持つ教育的意義を見直さなければならない」と力説する。「叱ることは愛の表現であり、将来子どもたちが社会に適応し、信頼される大人になるための土台を築くときだ」とも。「怒らない教育が日本の教育と社会を崩壊させようとしています。未来を守る責任は今を生きる大人にあります。今こそ教育再生を、と強くいいたい、そう社会に宣言したい」と話す。

 

 

お問い合わせはこちら

無理な営業一切いたしません。お気軽にお問い合わせください。

製品についてのお問い合わせ・ご相談はお電話ください

098-989-5895

098-989-5895

受付時間 / 平日 8:30〜 17:30 (土日祝日除く)

受付時間外またはお電話できない方は、下記お問い合わせフォームをご利用ください。

お問い合わせフォーム

2025年8月26日月刊コロンブス