特定外来生物の除草活動にモバイルチリメーサーが活躍!!

月刊コロンブス(2021年4月号)

 

沖縄こどもの国で「モバイルチリメーサー」が大活躍!特定外来生物「ツルヒヨドリ」の駆除に貢献

 

SDGsの理念に基づいた取り組み

2021年3月6日(土)、沖縄県内で唯一の動物園「沖縄こどもの国」(沖縄市胡屋)にて、特定外来生物「ツルヒヨドリ」の駆除活動が行われました。この活動は、沖縄銀行が主催し、地域の生態系を守るための重要な取り組みの一環として実施されました。

沖縄銀行では、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づき、2019年には「おきぎんグループSDGs宣言」を発表しました。この宣言に基づき、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな活動を進めており、今回の「ツルヒヨドリ駆除」もその一環です。沖縄県の貴重な固有種を外来種から守るため、コザエリアの5つの店舗から約60名の行員が参加し、実際に手作業でツルヒヨドリの駆除を行いました。

ツルヒヨドリとは?その驚異的な繁殖力

ここで対象となった「ツルヒヨドリ」は、アメリカ大陸原産のキク科の植物で、猛烈な勢いで繁殖する特定外来生物です。この植物は、1日で最大10cmも成長し、その驚異的な成長力から「Mile-a-minute weed(1分で1マイル広がる雑草)」とも呼ばれています。ツルヒヨドリは他の植物が生育できないほど密集して広がり、沖縄県の生態系に深刻な影響を与えています。そのため、沖縄県では「沖縄県外来種対策行動計画」に基づき、ツルヒヨドリの駆除を進めており、今回の活動もその一環として行われました。

「モバイルチリメーサー」の技術力が駆除活動をサポート

この駆除作業で特に注目を集めたのが、私たちトマス技術研究所が開発した超小型焼却炉「チリメーサー」を搭載したモバイルチリメーサーです。私たちの「チリメーサー」は、CO2やダイオキシンの排出が限りなくゼロに近く、煙を出さずに有害物質を抑えて焼却できる環境に優しい製品です。沖縄銀行から「ツルヒヨドリをその場で焼却できないか」との依頼を受け、モバイルチリメーサーが現地に出動しました。

現地での駆除活動の成果

モバイルチリメーサーは車両に搭載された移動型の焼却炉であり、どこへでも移動可能な設計が特徴です。今回の活動でも、駆除されたツルヒヨドリをその場で焼却処分するため、園内に運び込まれました。当日は、約70袋分ものツルヒヨドリが集められ、約2時間をかけて焼却処理が行われました。参加者や園内に訪れていたお客様は、煙も匂いも出ない焼却に驚きの声をあげていました。

今後の「モバイルチリメーサー」の可能性

「モバイルチリメーサー」はこれまでにも多くのクリーン活動に利用されてきました。例えば、以前のビーチクリーン運動では、浜辺に溜まったゴミを現地で焼却処理するために利用された実績があります。こうした場所を選ばずに迅速な対応ができることから、さまざまな環境保護活動において大いに役立っています。

私たちトマス技術研究所は、今後もこのような環境保護活動に積極的に参加し、地域の自然を守るための技術開発を進めてまいります。「モバイルチリメーサー」は、今回のような外来種駆除活動だけでなく、沖縄の自然を守るさまざまな場面で今後も活躍していくことでしょう。引き続き、私たちの技術にご注目ください!

お問い合わせはこちら

無理な営業一切いたしません。お気軽にお問い合わせください。

製品についてのお問い合わせ・ご相談はお電話ください

098-989-5895

098-989-5895

受付時間 / 平日 8:30〜 17:30 (土日祝日除く)

受付時間外またはお電話できない方は、下記お問い合わせフォームをご利用ください。

お問い合わせフォーム

2024年10月4日月刊コロンブス