先嶋建設株式会社 様
2025年9月

経費削減と環境対応を両立 ― 10年の信頼で選び続けるチリメーサー
年間3,000万円にも及ぶ産業廃棄物処理費が大きな負担となっていた先嶋建設株式会社様。経費削減のために導入したのが、トマス技術研究所の無煙・超低公害小型焼却炉「チリメーサー®」でした。導入から10年、コスト削減だけでなく、操作性や性能の進化にも満足されている同社。今回は、長濱工場長様と福原運転員様に、その導入経緯と使い心地についてお話を伺いました。
年間3,000万円の産廃費用を大幅削減
先嶋建設株式会社様では、かつて年間3,000万円もの産業廃棄物処理費用が経営を圧迫していました。
「この経費をどう削減するかが大きな課題でした」と長濱工場長。
そこで導入を決めたのが、無煙・超低公害の小型焼却炉「チリメーサー®」です。
導入から10年が経ち、廃棄コストは半分以下に削減。経営上の大きな問題を解決する結果となりました。
地元の紹介をきっかけに実機を確認
宮古島には、チリメーサーのメンテナンス取次店である「株式会社丸秀」があります。
そのご縁からトマス技術研究所を紹介され、経営者自ら沖縄本島の研究所を訪問。
「実際に焼却実験を見て、性能を確かめたうえで導入を決めました」と長濱工場長。
実機を自分の目で確認できたことが、導入への大きな安心につながりました。
他社と迷わず、チリメーサー一択
導入検討時、他社の焼却炉も比較したといいます。
しかし、長濱工場長は「迷うことはありませんでした」と即答します。
「旧型チリメーサーの性能がとても良かったので、他メーカーの話を聞いても決して揺らぎませんでした。旧型で感じた細かな課題も、トマスさんがしっかり聞いてくれて、新型ではすべて改良されていました。」
さらに、同業他社からも「新型チリメーサーはとても上等だ」との評判を耳にしていたことも、安心感につながったそうです。
「他メーカーは安いけれど煙が出る、壊れても対応が遅い、すぐ止まるといった話を聞きます。安くても使えなければ意味がありません。その点、チリメーサーは壊れにくく、何かあっても地元取次店がすぐに来てくれる。この10年間、本当にアフターが良いんです。」
経費削減だけでなく、地域への安心も
「チリメーサーにしてからは本当に煙が出ません。地域の方から苦情が入ることもなくなり、安心して運転できるようになりました」と長濱工場長。
コスト削減という経営効果に加え、地域との共生や環境配慮という社会的価値の向上にもつながっています。
改良を重ねた新型チリメーサーに満足
10年間使用した旧型チリメーサーの耐用年数が満了し、このたび新型機を導入。
「まだ使い始めて1ヶ月ほどですが、こちらの要望をしっかり反映した改良が多く、操作性も格段に上がりました。タッチパネル式で使いやすく、どんなものを燃やしても煙が出ない。とても驚きました」と長濱工場長は語ります。
導入後の現場では、社員一同がその性能の高さを実感しています。
現場の声に寄り添う丁寧な対応
設置と運転指導に訪れたトマス技術研究所のスタッフについて、福原運転員様はこう話します。
「宮城さんと比嘉賢次さんの指導が本当に丁寧で、説明もわかりやすかったです。対応が素晴らしくて驚きました。社員教育がとても行き届いている会社だと感じました。」
導入後の安心感だけでなく、現場に寄り添う対応が印象に残ったといいます。
改良された火格子でより完全燃焼に
旧型チリメーサーを使用していた際、現場では「火格子の網目が少し荒く、ゴミが下に落ちてくすぶることがあった」との声もありました。
この点は新型導入時にしっかりと改良され、「網目が細かくなったことで燃え残りがなくなり、すべて灰になるようになった」と福原運転員様。
細部まで現場の声を反映した改善が進んでいることが伺えます。
信頼でつながる10年、そしてこれから
10年前の導入以来、チリメーサーは先嶋建設様の現場で安定して稼働し続けています。
経費削減だけでなく、扱いやすさや環境配慮の面でも効果を実感。
「良い製品を入れてもらって本当に感謝しています」と長濱工場長。
チリメーサーは、同社にとって“ごみ処理のための装置”を超え、事業運営を支える確かな存在となっています。