目標は「世界一の顧客満足度!」琉球朝日放送の番組でも「福富節」は健在だった!
「チリメーサー」沖縄から世界へ!
目標は「世界一の顧客満足度!」
琉球朝日放送の番組でも「福富節」は健在だった!沖縄県のモノづくりのリーディングカンパニーとして活躍するトマス技術研究所(うるま市·福富健仁代表)は、「自然を守る。技術で社会に貢献する」を企業理念に、煙やダイオキシンがほとんど出ない超小型焼却炉「チリメーサー」でゴミ処理問題に取り組んできた。
創業20年、これまで同社ではさまざまな製品を開発してきた。なかでも顧客本位にカスタマイズしてきた機種、たとえばタタミや家具をそのまま燃やせる「タタミメーサー」や「ファニチャーチリメーサー」、廃油やペンキも燃やせる「オイルメーサー」「ペイントメーサー」、「型枠メーサー」など。そして東京都条例に対応する「TOKYOチリメーサー」など、そのラインアップは23種類に及ぶ。これらの製品を通じて顧客の困り事を解決しようと知恵と努力を重ねてきたトマス技研の姿勢は、沖縄を代表する企業として認知され成長している。
ところで、このたび社長の福富健仁さんがQAB琉球朝日放送の人気番組『ガレッジセールの英雄会議~乾杯トークバラエティ』に招かれた。この番組は、地元沖縄で毎週日曜日に放送されている「日々沖縄のために頑張っている人々をゲストに招き、沖縄出身のお笑いタレント(吉本興業)のガレッジセールが深堀りするトークバラエティ」だ。
この番組に出演した福富さんは「大半はバレーボールのことを話した」と振り返り、子どもの頃から「バレーボールにしか興味がなく、まともに勉強をしていなかったため、高校生まで掛け算九九すらまともにできない落ちこぼれだった。しかし、幼い頃から夢見ていた技術者の夢を諦められずに大学進学を目指し、1年間だけ浪人を許され福岡の予備校へ。
その間1日16時間の勉強漬け、このときの頑張りがその後の人生の基盤となった」と話したそうだ。しかし、予備校時代に父を亡くし、つづけて母、すぐ上の姉、と短期間に家族を3人失った。心の支えをつぎつぎと失う辛さを乗り越えた福富さんは「技術で社会に貢献する!世界一の顧客満足度を目指す」会社を設立したいと思うように。これを実現するために日々努力してきたという。