中型焼却炉 TG-195 2006年環境大臣賞受賞

 

環境大臣賞ベンチャースタジオ(小型 TG49,中型 TG195)
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 ■ 処理能力:一般雑芥196kg/h
 ■ 火床面積:1.96u
 ■ 本体重量:約10t
 ■ 納入実績:産廃業者

 
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はじめに

環境の維持・改善をテーマに我々は考え、論議し、燃焼工学から何ができるか?
たどり着いた答えがTG-195でした。小型焼却炉「チリメーサー」をモチーフとしてトマス技術研究所が設計し完成した中型焼却炉です。それぞれの分野の プロフェッショナルが集結し最先端技術と職人技のコラボレーション(融合)から生まれた未来の環境を維持するための焼却炉TG-195は必然的に生み出さ れました。

高性能焼却施設

各種、各箇所のセンサーから送られるデータをコンピュータが判断し燃焼を制御。
炉内のごみの燃焼状態をベストに維持することで焼却能力と低公害化を両立させました。

項目単位法規制値実測値
ダイオキシン類濃度ng-TEQ/Nm350.98
ばいじん濃度g/Nm30.50.015
硫黄酸化物排出量Nm3/h2.50.034
窒素酸化物濃度ppm2500.43
塩化水素濃度mg/Nm37006.6
ランニングコスト削減

高性能焼却炉は燃料の燃費が悪い。これは逃れられない事実です。しかしこのTG-195型はサーマルリサイクル(焼却炉から発生する熱の再利用)を応用し 廃油・廃食油をリサイクル燃料としています。

高公害ガス除去機能

焼却ガスをバグフィルター(高性能集塵装置)にかけ有害物質(ダイオキシン他)を97.6%~99.7%の範囲で除去。

完全自動運転による作業コスト削減

起動からシステム全停止まで完全自運転化。人が焼却状況を監視する負担を軽減します。

産廃にかかる経費削減

いままで最終処分の産廃にかかっていた経費が大幅に削減。木材ならば重量比で0.3%。つまり1トン(1000kg)の木材を燃やしても3kgの焼却灰し かでません。
しかもビニールは焼却灰が残りません。(一部そうでないものもあります)

ごみの種類を選ばない

多種・多様なごみに対応。木材から生ごみ・廃プラスチックまで。

パンフレット表
パンフレット裏

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2024年9月2日