「チリメーサー」沖縄から世界へ❗️ 「ゴミのない島へ」がモルディブの夢❗️
コロンブス5月号の記事より
「チリメーサー」沖縄から世界へ❗️
「ゴミのない島へ」がモルディブの夢❗️
大活躍の「チリメーサー」注目の的‼️創業21年、沖縄のモノづくりを牽引する「創業21年、沖縄県のモノづくりを牽引するトマス技術研究所(沖縄県うるま市:福富健仁代表)は「自然を守る。技術で社会に貢献する」を企業理念に、煙が出ない、ダイオキシンがほとんど出ない超小型焼却炉「チリメーサー」を開発し、沖縄県の離島全島に導入されてきた。
こうした実績が外務省から認められ、日本の対モルディブ草の根無償資金協力「ヌーヌ環礁ホルドゥー島ごみ管理施設整備計画」で、今年2月26日に沖縄から直線距離で約6000kmはなれたインド洋に浮かぶサンゴ礁の国、モルディブ共和国(英連邦加盟国)に導入された。そのセレモニーの様子が情報発信された直後から大反響を呼んだという。
トマス技研担当の小牧稔仙さんは
「この4月初旬までに1 日30件、約1200件以上の連絡があり、すでに6件の導入申し込みを受けています。また、25カ所のリゾートホテル、16カ所の住民島からも問い合わせがあります。モルディブのゴミ問題は大変深刻で、人々はどうにかしたいという想いが強かった。でも、という想いが強かった。でも、解決するための施設や機械が整っていなかったということが、この反響からよくわかりました」
と話した。
モルディブは1192の小さな島や環礁からなり、全島をあわせても東京23区の約半分の国土だ。
観光がGDPの22.5%(22年現在)を占める。
また、 1 島1 リゾート計画に基づき159島がリゾート島だ。
「チリメーサーの導入費捻出のためにはリゾート島より、住民島の方が国の補助が必要になると思います。今後、在モルディブ日本国大使館主催での焼却炉の引渡しセレモニーなどを通して、さらに「チリメーサー」のゴミ処理能力を知ってもらい、ゴミ問題解決に、チリメーサーの普及を実現させたい」
と小牧さんは意欲満々。
6月には、トマス技研のエンジニアマネージャーのアガムさんがモルディブ駐在員としてメンテナンスとマーティングを担当するという。
「きめ細かい運用を心がけたい。また、一人でも多くの方に『チリメーサー』の性能や実力を知ってもらえるように努めたい」
と意欲的だ。