建築解体チリメーサー新製品で4機種に!
「チリメーサー」沖縄から世界へ!
建築解体チリメーサー新製品で4機種に!創立21年、沖縄県のモノづくりを牽引するトマス技術研究所(うるま市/福富健仁代表)が開発した超小型焼却炉「チリメーサー」は「自然を守る·技術で人々の役にたつ」を企業理念に開発された焼却炉だ。無煙で超低ダイオキシン、焼却操作がカンタンでだれにでも作業ができ、壊れにくいというのが特徴。
2023年には「広い間口で、解体廃材が丸々入るサイズがほしい」というニーズを受け、畳や型枠などの解体工事から出る廃材を燃やせるよう炉内高さが約2000mm、主点検扉は1360mm×1000mm、そして連続投入口は1000mm×450mmという仕様の改良チリメーサーを開発。もちろん超小型焼却炉としての基準は守っており、届出は不要だ。建設業関係のお客さんの間で「大型間口なので大型の廃棄物を処理できる」と評判になり、その改良型にも着手。主点検扉のサイズはそのままに焼却炉本体の寸法を約300mmも低くし、大型廃棄物は広い間口から、細かい廃棄物は連続投入口から投入できるようにカスタマイズした「建築解体チリメーサーライト」を新開発。このタイプだと効率的に焼却することができ、価格も安いと問い合わせが相ついだ。ところが「これまでの2機種のサイズでは大きすぎる。もう少し小さい製品はないのか」という声が。その声に応えて、焼却能力はそのままでコンパクトかつ操作性を向上した「建築解体リトル」を開発した。
そして、昨年末には「建築解体広ロリトル」を発表した。この広ロリトルは建築解体チリメーサーの能力をベースに前出のライトの間口の広さ、リトルと同じ高さという使い勝手優先の仕様になっているのが特徴。これで廃材などのカットの手間をグーンと省けるとトマス技研の技術者は胸を張る。たしかに胸を張るだけあってこの製品はヒット商品に。リフォーム会社などからの引き合いが多かったそうだ。こうしたお客のニーズによってつぎつぎと新しいチリメーサーが生まれていく、ユーザーに寄り添うトマス技研。実にユニークなモノづくり企業である。
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